コントロールにはトコトン強い1枚です。3マナプレイインズウォーカーは《ヴェールのリリアナ》のように全般的に苦手です。
カードの性能
【常在能力】土地はすべての色マナが出せる
緑単信心から《龍神、ニコル・ボーラス》が出てくるよって書いてある気がします。《ニッサの誓い》と合わせて《龍神、ニコル・ボーラス》の着地が安定します。ウィザーズ社は《龍神、ニコル・ボーラス》押しですか。
【+1】ターン終了まで対象の土地は 警戒 呪禁 速攻 3/3クリーチャー になる。
青白コントロールが採用している除去では対処不可のクリーチャーが発生します。クリーチャーが増えていくわけではないので、ライフがある序盤はあまり怖くありません。時間が経てばじわじわとライフを詰めてきます。土地がアタックしてくるのは最短3ターン目からです。
ライフが詰められた状態で《レンと次元壊し》が着地したら土地に殴られ負け確定。カウンターでの対処が迫られます。
ところで速攻って必要ですか?笑
【-2】3枚削減。その中から1枚を手札に加える。
着地してすぐに使ってくるのがこれになるはず。対処されても1枚分のカードアドバンテージを稼ぐことが出来るので。
【ー7】墓地にあるパーマネントを無限にプレイできる。
さすがに奥義まで持っていかれたらカードアドバンテージ差で負けます。
このカードがコントロールデッキに強い点
先手2ターン目のプレイに対してカウンター不可
3マナのプレインズウォーカーであり、《ラノワールのエルフ》《エルフの神秘家》から2ターン目で着地。先手2ターン目でプレイされた場合は2マナカウンターも間に合いません。「着地しますか?」「通りますか?」すら発生しない。
ラクドスミットレンジでいう《思考囲い》からの《ヴェールのリリアナ》のようなカウンターをすり抜ける動きに近いです。
【+1】は3マナ3/3の対処できないクリーチャーが場に出てくる
メインでは《ストーム・ジャイアントの聖堂》のブロックのみが有効。サイド後は《黎明をもたらすもの、ライラ》《夢さらい》などのブロックもできますが、その場合は《レンと次元壊し》を破壊しにアタックした方がいいですね。
《レンと次元壊し》はプレインズウォーカーなので対処しにくい。
《レンと次元壊し》を除去する場合は《魂の仕切り》《運命的不在》のみと選択肢が少ない。
まとめ
グルールミットレンジと緑単信心での採用が検討される1枚です。
グルールミットレンジは青白コントロールにとって有利なマッチだったのですが、最近はアンチコントロールのカードが緑で多く刷られていますので、それと合わせると優劣はひっくり返るかもしれません。
青白コントロール側にも有効なカウンターや除去が出てくれないかな。