※この記事はパイオニア環境の考察をコントロール視点で書きました。
《魂の仕切り》《運命的不在》は貴重な2マナの除去としてあげられる数少ないカードです。
2枚ともカードアドバンテージ損はしますが、テンポアドバンテージを稼いでくれるカードです。
《魂の仕切り》の方が若干ですが、テンポアドバンテージを多く稼いでくれます。
似ている点が多い2枚
カードアドバンテージ損をするのは2枚とも同じ
《運命的不在》の1枚損は有効牌であるかは不確定のドローです。2マナ支払ったあげく土地を引くかもしれません。
《魂の仕切り》の1枚損はさっき追放したはずの有効牌であることが確定しています。追加コスト2が重くのしかかるため、必ずしも1枚損にならないこともあります。
また、序盤で活躍するカードを中盤以降まで追放することはそのカードの価値を下げてくれます。
例えば自身2ターン目に相手の《ラノワールのエルフ》を対象に《魂の仕切り》をプレイしたら《ラノエールのエルフ》は3マナ支払わなければ再び場に出てきません。マナクリーチャーを3マナ支払ってもう一度プレイしようとは誰も思いません
2マナ分のテンポロスを要求するのも2枚とも同じ
《魂の仕切り》の追加2マナは遅めのミッドレンジやコントロールでは軽いペナルティになり、早い展開のウィニーやビートダウンでは追加2マナが非常に重いペナルティになります。
《魂の仕切り》は一括払い。《運命的不在》は分割払い。
《魂の仕切り》はカード自体のマナコストと合わせて一遍に支払わなければいけません。相手にとって支払いにくく、テンポロスしやすいです。
《運命的不在》は余った2マナを好きなときに支払えば1ドローできるので、相手にとって支払いやすくテンポロスしにくいです。
その他の違い
《魂の仕切り》が土地以外の全てのパーマネントを対象に取れるところは《魂の仕切り》の利点です。
《運命的不在》はミシュラランドを破壊できる点に利点があります。
まとめ
2枚ともカードアドバンテージ損はしますが、テンポアドバンテージを稼いでくれるカードです。
《魂の仕切り》の方がカードの価値を下げてくれる分、カードアドバンテージ損が若干ですが少なく、一括払いの分テンポアドバンテージをほんの少しばあり多く稼いでくれる印象でしょうか。
《魂の仕切り》《運命的不在》のそれぞれの考察を書いた記事は下の通りです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
-
《魂の仕切り》コントロール視点の考察。(パイオニア)
《魂の仕切り》が採用始めてから、たくさんのマッチでの不利が改善されてきました。画期的な補強だったと思います。4枚採用できる短期のインスタント追放除去です。テンポアドバンテージを必ず稼いで、長期戦に持ち込みやすくなりました。
続きを見る
-
《運命的不在》コントロール視点の考察 パイオニア
青白(パイオニア)のカードプールに1対1交換が期待できる2マナ以下の除去がない事が、このカードを採用する最大の理由
続きを見る