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《敵対するもの、オブ・ニクシリス》コントロール対策の考察

2023年6月25日

※この記事はコントロール視点の考察を書いています。

犠牲」により《敵対するもの、オブ・ニクシリス》スタンダードだとラクドスビートダウン、パイオニアだとラクドスサクリファイスのサイドボードで必ずと言っていいほどに2枚ほど採用されています。

青白コントロールデッキにこのカードが強い点

コントロールが苦手とするダブルアクションでカウンターや除去を数で乗り越えてくるプレイが苦手です。それを1枚でやってしまうのが《敵対するもの、オブ・ニクシリス》です。「犠牲」により《敵対するもの、オブ・ニクシリス》を2回分スタックに載せることで、2体が場に出てしまいます。

青白コントロールはプレインズウォーカーの除去が苦手です。それが【+1】で2点ダメージを出してきます。放っておいたら奥義でゲームオーバーです。

性能

「犠牲」X

《敵対するもの、オブ・ニクシリス》を2回分スタックに載せることで、2体が場に出てしまいます。つまりコントロールが苦手とするダブルアクションです。

カウンターするならオリジナル?コピートークン?

両方をカウンター出来ればそれが一番良いですが、3ターン目に出てきたらほぼ片方しかカウンター出来ません。この場合はどちらをカウンターすべきでしょうか。※(こっちも《かき消し》をダブルにすれば可能)

オリジナルをカウンターして、コピーを残すメリット

一応はコピートークンであれば《魂の仕切り》《ドミナリアの英雄、テフェリ》で除去できます。ただし、1回は起動されて2点ダメージは確定です。3ターン目のプレイであれば忠誠度は1~2ですので、奥義まで若干猶予があります。こちらはコントロールなのでクリーチャーによるアタックで《敵対するもの、オブ・ニクシリス》を落とすことは考えられません。

一応はコピートークンであれば《魂の仕切り》《ドミナリアの英雄、テフェリ》で除去できます。

コピーをカウンターして、オリジナルを残すメリット

コピーは何枚でも場に出せますので、もう一度《敵対するもの、オブ・ニクシリス》をプレイされたときは2・3体並ぶことになります。こうなるとオリジナルを残しておけばレジェントルールで1枚潰れます。

確率的にないと言えない場面です。実際にやられたことあります。その時はオリジナルを2回カウンターしてコピーが2体場に並びました。

【+1】ハンデスまたは2点ダメージ。条件付きで2点ゲイン

ゲーム序盤であれば迷うことなく2点を差し出します。コピーも一緒に出ていた場合は4点クロックになってしまいます。ライフというリソースが尽きるまではなんとか耐えます。

【-2】1/1デビルトークン

コントロール相手にあまり使う機会はないと思います。ライフが詰まってきたら【-2】デビルトークンを出してもいいと思いますが、これを使うなら奥義まで走ってもいい気がします。

【ー7】奥義:7枚引いて7点ダメージ

コントロール相手にした場合は7枚引いた方が有利です。それだけで勝てます。

青白コントロール最適解

《拘留の宝珠》

《敵対するもの、オブ・ニクシリス》をコピーもろとも追放できます。青白コントロール側からするとすべてのパーマネントに触れることが出来ますが、ソーサリータイミングの3マナ除去はパイオニア環境では弱く、あまり使いたくありません。3ターン目は《吸収》を構えたいです。つまり《拘留の宝珠》を採用するということは、他でもない《敵対するもの、オブ・ニクシリス》を警戒しているということです。

《真髄の針》

真髄の針

《コラガンの命令》で破壊されてしまいますが、それまでに時間がかかります。なんなら《コラガンの命令》をカウンターしてもいいです。《真髄の針》は他にサイドインできるマッチが多くサイドボードに取りやすいです。

まとめ

青白コントロール視点でいえばもう勘弁してくださいというカードです。これ1枚で負けることはありませんが、大きく負けが近づいてきます。1枚で3枚以上の働きをするイメージです。

最後まで読んできただきありがとうございました。

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