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第10期パイオニア神ベスト16青白コントロール考察

2023年3月28日

高木悠馬さんが使用した青白コントロールを考察していきたいと思います。

土地について

土地採用枚数28枚

通常は26枚採用。《ジュラー島の錯乱》を入れても27枚に土地を増すのが土地の最大値だと思っていましたが、このデッキは28枚の土地を採用しています。

毎ターン土地をセットすることが何より強いと言わんばかりの採用枚数です。

《屍肉あさりの地》の採用

《屍肉あさりの地》はメインから自然と採用できる墓地対策です。

デメリットとしては無色マナしか出すことが出来ないのでゲームの序盤では《ドビンの拒否権》《吸収》のコストが支払えないという点が挙げられます。

28枚目の土地はむしろ墓地対策の1枚として《屍肉あさりの地》を採用したと考察できます。土地のカウントではなくスペルのカウント。

同じ大会で「ネオフォーム」や「アブザンパルヘリオン」がベスト16に5人も入賞していることから墓地対策を高めたベストな採用であると言えるでしょう。

《灌漑農地》の2枚採用と《啓蒙の神殿》の3枚採用

メリット

《灌漑農地》は多くの青白コントロールで4枚採用されています。

その理由の1つは《氷河の城砦》のアンタップイン条件を満たすためです。

他のデッキで4枚採用も見られる《氷河の城砦》を2枚採用、《灌漑農地》を2枚にまで減らしています。その代わりに採用しているのは《啓蒙の神殿》3枚です。

《灌漑農地》は土地が出そろった終盤にこそサイクリングによりマナフラットを和らいでくれますが、青白コントロールでは土地を置いた方が有利になることが多いので、ほとんどの場合はアンタップインの平地・島です。

しかし、《啓蒙の神殿》は場に出た時点で占術1のアドバンテージがついてきます。土地として働き、さらにアドバンテージを稼いでくれる優秀な土地です。

終盤のトップ勝負になりがちな「ラクドスミットレンジ」との相性が少し良くなります。ほんの少しですが、それが一番大事。

デメリット

《灌漑農地》4枚採用ほど《氷河の城砦》はアンタップインできなく、2ターン目のアクションが不安定になったことです。

後手であれば相手3ターン目で注意するアクションは

「ラクドスミットレンジ」《鏡割りの寓話》《ヴェールのリリアナ》
「緑単信心」《大いなる創造者、カーン》
「白単人間」《輝かしい聖戦士、エーデリン》
「アブザンパルヘリオン」《大牙勢団の総長、脂牙》

どのパターンも強い・・・強すぎるプレイです。

2ターン目アクションを重要視して《氷河の城砦》4枚採用のデッキリストも多くみられる最近ですが、本デッキリストは斬新な発想であると言えます。

2マナアクションを13枚《魂の仕切り》《冥途灯りの行進》《ドビンの拒否権》《かき消し》《検閲》を採用しているので2マナアクションを意識している構築であることは間違いありません。この土地配分でも十分に2マナアクションが起こせるということなのでしょう。

まとめ

土地でアドバンテージを稼ぐメリットも高くメタ次第ではありますが、環境次第で選択できる選択肢であると思います。

メインスペルについて

《ドビンの拒否権》4枚採用

《ドビンの拒否権》の採用枚数は通常2~3枚ですが、このデッキリストは4枚採用になっています。

マナコストが色マナ2つとタイトなのでなかなか4枚採用しにくい面がありますが、《検閲》《かき消し》などのマナコストを支払う不確定なソフトカウンターより打ち消されないこともあり確実に打ち消すことが出来ます。

2色土地は12枚と通常の土地配分と同じなので、色事故しないかが心配です。

環境自体が強力な非クリーチャースペルが萬栄しているので《ドビンの拒否権》の必要性は上がっています。

1枚のスペルがカウンターをすり抜けて負けてしまうコンボデッキが多くなってきたのでそれに対応しての事でしょう。

《勢団の銀行破り》

カードアドバンテージも稼ぎ、アタッカー兼ブロッカーとしての役割もあります。

「ラクドスミットレンジ」とのマッチの場合

先手の場合は相手後手2ターン目は脅威になるスペルはありません。《税血の収穫者》が出てくるくらいです。そんなときはこちら自身先手2ターン目《勢団の銀行破り》がとても有効に働きます。

近年、青白コントロールが主体的に行動することが求められている空気を感じます。主体的に行動することが有効な一手となることも多いです。

完全にコントロールしきるのが難しく、隙をみてこちらが行動するといった具合です。

サイドボードについて

《残骸の漂着》

「アブザンパルヘリオン」にはぶち刺さる1枚です。そのほかにも「緑単信心」「イゼットフェニックス」にも追放がいいスパイスになっています。単純に《至高の評決》の増し増しとしてもサイドインできます。

《即時却下》

打ち消されない系をカウンターできる(←日本語としておかしい笑)。能力もカウンターできますので、《ヴェールのリリアナ》の奥義や魂力や《サメ台風》のサイクリングもカウンターできます。《表現の反復》もスタックに乗っているものすべてを追放。4マナなのがデメリットです。最近に刷られた緑の打ち消されないクリーチャー対策でしょうか。

まとめ

《屍肉あさりの地》《啓蒙の神殿》の採用が衝撃的でした。土地構成は地味な作業のように見えますが、安定してデッキを回すためには欠かせないものです。特にコストに色マナをたくさん要求する青白コントロールにとって難しい考察です。土地配分で勝敗が付く場合も多くあります。土地配分を変えることはデッキの基礎を変えることと同じです。

これからもコントロールデッキの活躍を楽しみにデッキ構築の意図を探る考察を続けていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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