※この記事は青白コントロール視点で考察したものです。
無色1マナにして幅の広い効果を持ちます。初登場当時は高価なレアカードでしたが、再録が何回も起こり現在では庶民に優しいパワーカードになりました。これ1枚で完封されるデッキもあり、存在感は絶大です。
性能:指名したカードの起動型能力を封じる
青白コントロールにとって着地後に破壊が難しいプレインズウォーカー、カウンターできないミシュラランド、魂力、も封じることができます。墓地からの蘇生も対策できます。ついでに装備、搭乗、もさせません。
パイオニア環境:効果範囲広し
「ラクドスサクリファイス」
サイドインされる《駆逐するもの、オブニクシリス》を対策することができます。《駆逐するもの、オブニクシリス》はコントロール殺すマンです。これをコピーも含めて2枚出されたら堪りません。《真髄の針》は1マナで解決してくれます。
「アブザンパルヘリオン」
墓地にある《パルヘリオン》《エシカの戦車》を指名して搭乗を防ぎます。
「ラクドスミッドレンジ」
3ターン目の《ヴェールのリリアナ》や終盤の脅威のミシュラランドを封じます。《勢団の銀行破り》も起動しなくなります。
「緑単信心」
マストカウンターである《大いなる創造者、カーン》を防ぎます。ついでに《ハイドラの巣》も防ぎます。
モダン環境
《一つの指輪》
記事を書いている段階では、禁止指定されておらず、全てのデッキに採用を検討されている段階です。今後、禁止されるかもされないかも分かりませんが、《一つの指輪》を封じることができます。追放除去やカウンターで対処すると2枚目の対応にも悩まされますが、《真髄の針》ならばそんな心配もありません。
自分は指輪に惑わされる側なのか、それを止める側なのかを明白にして、採用を検討してください。
「ハンマータイム」
装備を防ぎますが、《シカンダの助け》は防げません。
「脱出:研磨基地」
キーカード《研磨基地》が止まります。
まとめ
たった1マナのアーティファクトである為に、どのデッキにも採用できる強力な《真髄の針》です。カード名が指定の為、後から出てくるパーマネントにも効果を発揮します。基本は相手のデッキに採用されているカードを指定するので、自分には妨害効果が及びませんが、ミラーマッチには使うタイミングを選ぶ必要があります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。