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《束縛の力線》コントロール視点の考察。(パイオニア)

2023年4月17日

※この記事はパイオニア環境での青白コントロール(アゾリウスコントロール)の視点から書いています。

効果自体はとてつもなくバイタリティ溢れる1枚ですが、そのためにトライオームをたくさん採用する必要があり、デメリットをメリットが上回ることが難しいく不採用という考えです。

私自身何回も《束縛の力線》を使いたくて、考察しましたが、実際に大会で使用する中でデメリットが大きく感じ使用を諦めました

《束縛の力線》を使用する場合の土地配分(たたき台)

 

○マナ運用

2マナ運用でも十分強い

パイオニア環境であれば1マナで運用できなくても2マナでも十分なバイタリティーがあります。

3マナ運用なら

エスパーコントロールにして《虚空裂き》を採用した方が強いです。しかし3マナ除去は現環境ではテンポロスになり有効ではありません。つまり、《力戦の束縛》は2マナ以下運用でないと弱いです。

基本土地タイプをもつ土地

白+○○  青+○○  のトライオーム

1枚引けば2マナ運用が可能です。数字上であれば6枚採用で3ターン目までに1枚引くことが出来ます。

白+○ 、青+○ ショックランド

2枚出すと2マナ運用できます。ランド《蒸気孔》《寺院の庭》《繁殖池》《湿った墓》《神なき神殿》《聖なる鋳造所》の採用を検討します。

青白+○トライオーム

2枚出すと2マナ運用できます。《灌漑農地》と置き換えることは簡単にできます。

デッキに入る枚数

タップインランド許容枚数5.5枚

1ターン目タップイン2〜5ターン目までをアンタップで土地をセットしたいのであれば、5枚に1枚のタップイン土地という計算で、許容できるのはデッキ内タップインランドは5.5枚までです。

ショックランド許容枚数6枚

パイオニアが2マナアクションが必要不可欠である早いスピードである状況なので、2点のダメージは正直きつい。だからといって、トライオームを増やして、タップインが増えれば同じように展開が早いデッキに太刀打ちできません。

妥協点:タップインランド8枚ショックインランド8枚

2色(青白)土地と基本地形タイプを確保したい。さらにショックランドとタップイン土地の数も減らしたいという着地点として、トライオーム8枚ショックランド8枚とします。

その他の土地調節

2色土地の枚数

《吸収》《至高の評決》と色マナを必要とするスペルが青白コントロールには多いため土地全体の半分は2色土地にしておかないと色マナ事故が多発します。白+青+○のトライオームの採用も必要になります。

基本地形タイプを増やすため

土地の枠を空けるために《廃墟の地》《アーデンベイル城》《天空都市、大田原》を不採用にします。

土地基盤が厳しすぎる

コントロールデッキなので、土地は安定させておきたいのが常です。

タップインを増やせば早く展開するデッキに対抗できませんし、ショックインランドを増やして、2点ダメージを受ければこれも早いデッキに弱くなります。

基本土地を入れれば、2色土地の枚数が少なくなり、色事故が起こりやすくなります。

《束縛の力線》はここまでして入れる価値があるのかという疑問が湧いてきます。

まとめ

安定を優先させて

パイオニアでは《束縛の力線》は採用に至らないです。絶妙にバランスの取れたデザインですね。タダ強ではないです。

《束縛の力線》を採用するならエスパーコントロールにして《消失の詩句》《致命的な一押し》などを採用した方が、まだマナ基盤は安定すると思います。

そもそもパイオニアでの青白コントロールの除去が弱すぎるのがいけないんです。《束縛の力線》に手を伸ばしたくなってしまう。

モダンではフェッチランドが使えるので、デッキ内に2~3枚のトライオームを入れておくだけで、これらの問題を解決することができます。その環境があっての《束縛の力線》の強さなのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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