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《威厳あるカラカル》青白コントロールの視点で考察。パイオニア

2023年6月15日

※この記事はコントロール視点でカード考察をしています。

蓋をするライフゲイン要員《威厳あるカラカル》

カード性能

5マナで3体のクリーチャーが出てきます。青白コントロールでサイドボードに採用した場合は、サイド後は対戦相手は除去を減らしてきますので、一度に3体もクリーチャーが出てきたら対戦相手の口から泡が出ます。

《黎明をもたらす者、ライラ》は1枚の除去で対処されてしまいますが、《威厳あるカラカル》を1枚で対応できるのはサイド後に抜かれるであろう全体除去でしかありません。出したターンから盤面に影響を与えて蓋をすることができます。

トークンにも絆魂がついているので、本体が除去されても+1/+1修正は消えますが、トークンの絆魂は残ります。

パイオニア環境

《威厳あるカラカル》は回避能力がないので、メイン採用にすると除去されておしまいです。相手の除去が減るサイドから活躍します。

サイドボードから入れるマッチ

ラクドスミッドレンジ

終盤に相手クリーチャーのアタックを止めてくれる役割があります。減ったライフを回復させてくれます。リソースが尽き引き勝負になったとき、残ったライフの数点を《砕骨の巨人》の火力で焼かれることを防ぎます。

白単人間

場を膠着状態にして時間を稼いでくれます。2枚場に出せたら攻撃にも転じることができます。

スピリット

ブロックこそできませんが、アタックしてライフゲインするだけでも十分に強いです。2枚場に出したら、ほぼ勝ちです。

イゼットフェニックス

《孤児護り、カヒーラ》や2枚目の《威厳あるカラカル》と組み合わせたら、ライフレースに勝てます。

1枚しか引かなくても《孤光のフェニックス》をブロックできないので、とりあえずアタックしてライフゲインにいきますけどね。

《弾けるドレイク》が出てきたらレースに負けますが、別に速攻を持ってるわけではないので、出てきたら除去すれば良いです。

グルール機体

《威厳あるカラカル》を出した返しのターンに、機体が出てきます。《威厳あるカラカル》と1対1交換できる《エシカの戦車》ならいいですが《領事の旗艦、スカイソブリン》だと《威厳あるカラカル》を焼かれてトークンだけが残ります。

この裏目が気になりますが、相手にスカイソブリンを使わせる意味で悪くない気もします。

いまいちな効果のマッチ

青白コントロール(ミラーマッチ)

相手の青白コントロールではクリーチャーを確実にカウンターできるのは《吸収》のみです。《至高の評決》は抜いているので、場に出せれば必ず1対3交換まで期待できます。

しかし、5マナというのがネックで、これを使うなら《放浪皇》《サメ台風》《記憶の氾濫》《ドミナリアの英雄、テフェリ》などを出したいです。逆に返しに上記の4つを相手に出される可能性はあります。

《威厳あるカルカラ》の返しに《放浪皇》《ドミナリアの英雄、テフェリ》を相手にプレイされても、《威厳あるカラカル》のアタックで片方なら落とせます。両方出てきたらお手上げですね。

それならばと、カウンターを構えてプレイできるまで土地を並べてると、《船砕きの怪物》のマナコストまで土地が並び《船砕きの怪物》の方がプレイしたいぞってなってしまいます。

評価としては《放浪皇》《サメ台風》《記憶の氾濫》《ドミナリアの英雄、テフェリ》はカウンターされやすい。《威厳あるカラカル》はカウンターされにくいがメリットです。

相性が良いカード

《孤児護り、カヒーラ》

5ターン目《威厳あるカラカル》6ターン目《孤児護り、カヒーラ》回収→キャスト
の動きが美しく、打点10点、ライフゲイン6点にまでたどり着きます。
相棒なので必要なときに必ずキャストできるのが強いです。相棒は採用するだけで強い。

ただ、メインでは《威厳あるカラカル》を入れない場合は、相棒指定した《孤児護り、カヒーラ》は非常に弱く、デッキ情報を与えるデメリットも目立ちます。メインは相棒指定せずにサイドボードに隠しておいて、サイド後から相棒指定しても良いかもしれません。

《オレスコスの王、ブリマーズ》

単体でもゲームを決める力がある猫です。

《威厳あるカラカル》により+1/+1と絆魂を得ます。《孤児護り、カヒーラ》まで出せばビートダウンがさらに加速します。こちらも除去回避がないので、相手が除去を抜いたサイド後からの活躍が期待できます。

お気にの猫トークン

「かわいい」ただそれだけだ。お値段高いのは「かわいい」からだ。

モダン環境

5ターン目に使うカードではありません。カウンターを構えたり、除去したり、5ターン目では他にやることがいっぱいあります。

まとめ

パイオニア環境

アグロデッキにもミッドレンジデッキにも入る幅の広いサイド要員という評価です。サイド後からサイドチェンジまで行かないまでも、《オレスコスの王、ブリマーズ》とタッグを組みビートダウン戦略を取り入れるのも面白いです。

青白コントロールといえコントロールしきって終盤に持っていくのが難しいマッチは多々あります。

青白コントロールにも押し付けるプレイが要求される時代なのかもしれません。そういう意味でも悪くないカードだと考察できます。

モダン環境

単純にカードパワーが低いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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