メリット
対象に困ることがない
《解呪》にクリーチャー除去がついたような万能な除去スペルです。対象に困ることがないので、まず手札で腐ることはありません。
ミシュラランドにわずか1マナで対応できる
全体除去をすり抜けたミシュラランドにわずか1マナで対応できます。ミシュラランドを起動させるコストよりも軽く除去できるため、テンポアドバンテージを得ることが出来ます。
追加コストを支払えば1マナ除去のような動き
手札から白いカードを捨てることで、コストを2マナ分支払えるので実質の1マナ除去としてプレイできます。速いデッキに対して有効です。
デメリット
Xをマナで支払えばテンポアドバンテージを損なう。
除去スペルの強い場面は相手のビックアクションに少ないマナで対応して、テンポアドバンテージを得るところです。
《冥途灯りの行進》は相手が支払ったマナよりも多くのマナを使用して対応する除去スペルです。
例えば相手の5マナのアクションに対して《冥途灯りの行進》は6マナで対応します。こちらが1マナ損をしています。これを繰り返せば相手にとって大きなアドバンテージに繋がります。
追加コストのディスカードでコストを支払えばカードアドバンテージを損なう。
追加コストでディスカードを支払うとどうなるのか。Xマナを支払うときとは逆にテンポアドバンテージを得ることができます。
しかし、手札2枚を使って、相手の1枚を除去してるので、相手は1枚分が得になります。
今度はなんと相手にカードアドバンテージを与えてしまっているわけです。
デメリットが目立たない使用の仕方3点
ミシュラランドに対して1マナで対応する場面
ミシュラランドは起動するのに1マナ以上が必要になりますので、むしろテンポアドバンテージを獲得しています。
相手のターンエンド時に他にアクションすることがなく、余ったマナを使って除去をする場面
どうせ余るマナなので使わなければ勿体ない。インスタントであることを強く使いましょう。
速い展開をするデッキに対して、追加コストでプレイをしてキルターンを遅らせる場面
たくさんの手札を使わずに握って負けてしまったら、その枚数分が相手にとってのカードアドバンテージです。
追加コストを支払ってでも生き残る必要があります。
ディスカードに目を瞑れば、《冥途灯りの行進》は実に強い1マナ追放除去になります。
相手のデッキには低マナが溢れているので、ゲーム後半は他のカードがたくさんのカードアドバンテージを稼いでくれます。
まとめ
《冥途灯りの行進》はテンポアドバンテージかカードアドバンテージかのアドバンテージ損を要求されるスペルです。
状況に応じてそのどちらかを選ぶことができるので、コストの支払いを使い分けて、大したアドバンテージ損にならない方を選択することが出来きます。
メリットでも挙げましたが、対象に困ることはないので手札で腐るというカードアドバンテージ損はありません。
採用枚数を調整して、強く働く場面を想定して使用していけば、実に強い1枚になります。