※この記事は青白コントロールの視点で考察しています。スタンダード、パイオニアではこのカードは使用できません。
カードアドバンテージを損なうことなく、相手のテンポ損を狙いに行けるデザインになっています。白では貴重な効果であり、この役割は青であることが多かったです。よって代用できるカードはありません。
青白コントロールにとって使うよりも使われる場面が多いカードとなりそうです。
性能
呪文を対象としたバウンス
従来のパーマネントを対象としたバウンスと異なり、着地誘発が出る前にバウンス出来ます。打ち消しているわけではないので、「打ち消されない」効果の呪文もバウンス出来ます。
カードを1枚引くーキャントリップ付き
バウンスの弱点であるカードアドバンテージ損を補うキャントリップ付き。カードアドバンテージを損なうことなく、相手のテンポ損を狙いに行けるデザインになっています。
コピーやフラッシュバックを対象にすると・・・
コピーやフラッシュバックを対象にすると・・・カウンターしたのと同じになります。
デメリット
相手の脅威に対する回答にはならず、相手の次のターンで唱え直しされてしまう。ぁぁ
主な働き
青のカウンターを混ぜなくともカウンターの役割を担いコンボを押し通すときに役に立つ。また、アグロデッキで採用すれば貴重な1ターンを稼ぐことが出来ます。
続唱でデッキから出てきた《死せる生》や《衝撃な足音》をバウンスするとテンポアドバンテージが凄まじい。
比較:《差し戻し》
やはりこのカードが頭をちらつかせる。《差し戻し》は「打ち消せない」効果を持つ呪文には無力ですが、上記した通り《一時の猶予》はバウンス出来る点で《一時の猶予》が勝っています。
まとめ
青白コントロールに採用して時間稼ぎをすることもできますが、モダンでは《対抗呪文》も使用でき白の優秀な除去《虹色の終焉》《力線の束縛》も使用できるので、わざわざ《一時の猶予》を採用するに至らないと考察します。
寧ろ、使われることが多いと考察します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。